始める前に知っておきたい!二世帯住宅のメリットとデメリット

二世帯住宅にはメリットとデメリットがあります。経済的な面では圧倒的に二世帯住宅にした方が得で、余裕を持った暮らしを実現しやすくなります。精神的なストレスを感じやすいというデメリットがありますので、どうバランスを取っていくかが重要です。

経済面の充実と、精神的な安心感!二世帯住宅にはメリットがいっぱい

二世帯住宅を決めたのは、メリットが大きいと判断したからです。まず経済面でのメリットが大きいです。何より住宅の購入費用が安くなります。土地や建物の代金は単純に親世帯と二分割することができます。初期費用が半分になればローンも少なく済みますので、住宅ローンの金利も少なくなります。頭金が少なくなるので、貯金がなくなって運転資金に困ることもありません。また家の名義を自分にするなど工夫をすれば、相続税など住宅にかかる税金が安くなることもあります(参考:相続税対策|2つの考え方と具体的な手段)。さらに生活費も安くなります。特に食費は顕著です。親世帯と購入で大量に食材を購入して、後で分けると割安になります。コストコなどの大型スーパーに行って二世帯分の食材をまとめ買いすることも可能です。精神面でのメリットも大きいです。夫婦だけで暮らすより、親が近くにいると思うと安心です。「親が今どうしているかな」と心配することもなくなります。また病気になった時も、誰かが誰かの面倒を見ることができるため、安心して暮らせます。さらに生活の知恵を親世代から教えてもらい、自分たちはパソコンやスマホの操作を手伝うことで、豊かな暮らしができます。得意な家事を分担して楽をすることもできます。いつも誰かが家にいてくれるのは、心強くて安心感がありますし、仕事で疲れて帰宅をしても誰かが出迎えてくれるので、ほっとすることができます。

イライラが多くなる!二世帯住宅のデメリットは「ストレス」です

二世帯住宅にはデメリットもあります。生活をしていてストレスを感じる場面が多くなります。特に結婚をした直後に二世帯住宅にすると、文化の違いによる摩擦が大きいと思います。例えば料理をする時に、日本人なら「しょうゆ」が欠かせないと思います。しかししょうゆは日本全国で製造元が違い、たくさんの味があります。関東は辛めで、関西は薄め、九州は甘めなしょうゆが一般的です。関東出身の妻と、九州出身の母が使うしょうゆは違い、ふたりが意地を張るとケンカになってしまいます。しょうゆに限らず、洗濯もののたたみ方や、玄関のドアにカギを掛けるか掛けないかなど、育った環境により違いがあります。また親世代が会社をリタイアすると、生活が前倒しになり、早寝早起きの生活になります。会社帰りが遅い時間になると、音を立てないように気を使う必要があります。お風呂に入る時、洗濯をする時間にも注意が必要になります。このようなちょっとしたガマンが大きなストレスにつながり、二世帯住宅を後悔する夫婦も少なくありません。お互いの文化や生活習慣を尊重する気持ちと、「慣れ」が必要です。慣れてしまえば「そんなものか」と思えます。また自分のやり方だけが正しいわけではないことに気付けます。二世帯住宅を始めて数年が、もっともストレスを感じやすい時期になると思います。